【メンバーブログvol.19:茂藤圭祐】日常の幸せ
こんにちは。
映画鑑賞が趣味の圭祐です。
今日は『レナードの朝(Awakenings)』という映画についてお話しします。
1990年公開、主演はロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ。
ノンフィクション書籍をもとに映画化された作品です。
この作品は、長い昏睡状態(無動状態)にあった患者たちが、新薬によって一時的に感覚が戻り、再び人生を取り戻す物語です。
しかしその効果は永遠ではなく、やがて元の状態へと戻っていきます。
その中で、「生きるとは何か」「今をどう大切にするか」を問いかけてきます。
私がこの作中で最も印象的なシーンは
30年ぶりに目覚めたレナードが新聞を手に取り、「新聞を見ると暗いニュースばかりだ。
人生のすばらしさを、もっと伝えるべきじゃないのか」
それに対して医師は、「人は悪いニュースに目を向けがちだ。それが現実でもある」
と答えます。
年齢を重ねるにつれて、日々の出来事に対する感動や刺激は、少しずつ薄れていくように感じます。
一方で、今この瞬間を全身で感じているレナードの姿は、まるで世界を初めて見る人のように輝きと世界への違和感を感じているようでした。
日々生活していると、どうしても目の前の問題や不安に意識が向き、気分が沈むこともあります。 ですが、それすらも「今、健康で生きているからこそ感じられるもの」
当たり前に過ごしているこの日常も、実は人生を味わっている時間なのかもしれません。
何かに悩んだ時、気分が沈んだ時、少し立ち止まって、自分が今生きていることを見つめ直す。
そんなきっかけをくれる、私にとって大切な一本のご紹介でした。
茂藤 圭祐


