【メンバーブログvol.28:石村岳史】量より質?質より量??
最近質を高めていきましょう!という言葉を耳にします。
それは新入社員や20代の若手世代からもよく聞きます。
「量より質」という言葉は一見もっともらしく聞こえます。しかし、実際に仕事の質を高めている人ほど、例外なく膨大な量をこなしてきていると実感しています。元サッカー日本代表の本田圭祐氏も膨大な量(練習)をこなしてはじめて、質を高めていくことができるという話をしていました。また今一緒にしている社長もとてつもない量の仕事をし、その中からとてつもなく質の高いアウトプットを出せていると感じます。それは「質」とは、量を経験した人間だけがたどり着く“結果”だからだと考えます。
私自身、20代の頃は毎日のように終電で帰る生活でした。当時は東京で働いていましたが、朝から晩まで仕事をし、数えきれないほどの失敗を繰り返してきました。だがその経験の中で、判断の勘や仕事の型が身につき、量を積んだからこそ、今は短時間でも20代のころよりは質の高い仕事ができていると感じます。
一方で最初から「質」を求めるとどうなるか。多くの場合、手が止まる。失敗を恐れ、挑戦の回数が減り、結果として経験値が積み上がらない。そうすると「質」自体も上がらないのではないでしょうか。
「質」とは、最初から追い求めるものではなく、量を積み重ねた先に、自然と磨かれていくもの。だからこそ、それが絶対の正解ではないが、特に若い時期は迷わず量をこなすべきだと思うし、20代での経験は本当に貴重だったと感じます。量を避けて質だけを語る人より、量を通り抜けた人の言葉の方が、圧倒的に重い。それは自身の経験からくる厚みが違うからだと思います。
石村 岳史


