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【メンバーブログvol.56:伊藤由加】私の趣味①「絵画領域展開」

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【メンバーブログvol.56:伊藤由加】私の趣味①「絵画領域展開」

【メンバーブログvol.56:伊藤由加】私の趣味①「絵画領域展開」

 私の絵画の見方はどうやら少数派らしい。皆さんはどれくらい絵画の鑑賞に出かけたりするのでしょうか。ここ金沢では絵画の展示会が本当に少ない。私の好きな印象派展なんて、あまりにも来なさすぎて、県庁に問い合わせたことだってあります。できることなら私が誘致をしたいくらいです。

 

 では、なぜそんなに私が絵画に惹かれるのか。私にとって絵画は、ただ見るものではなく、空気や感情の中に入りこむ体験なのです。

 

一枚の絵の前に立つと、頬をなでるような柔らかい風、たわわに実った麦や淹れたてのコーヒーの香り、暖かい日差し、犬の鳴き声、住んでいる人たちの日常の感情なんかを感じられる。そういったものを辿っていくと、いつの間にか自分がすっぽり絵画の中に入り込んでしまっている。

 

だから私は、笹倉哲平さんや印象派のモネ、ルノワールなどの絵が好き。一時期はハンマスホイも好きだったけど、今は少し暗すぎるように感じてあまり好きではなくなりました。笹倉哲平さんの絵はたまに異次元の光が描いているけど、あれはあまり好きじゃない。総じて、日常の風景の中に奥行きや気配がある絵に惹かれてしまう。

 

そうやって、どうしてその絵画が好きなのか、どうしてそう感じるのかを観察し読み解くことも絵画鑑賞の大切な部分だと思う。自分でも気づいていないような自分の中の変化さえ、絵画を前にすると表れてくる。

 

絵画って本当に奥深い。前述のように、自分に耳を傾けることでもあり、その時代背景の文化や、描いた人の想いなんかも内包しちゃってる。たったこの一枚の絵の中にいろんなものが混在している。それこそ五条さんの領域展開バリに情報量の多さで結局「無」になる、みたいな。

 

絵画とは、空気と感情と時間を味わいながら、世界の奥行きを学ぶためのもの。外は、しとしと雨。

伊藤 由加

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