【メンバーブログvol.126:茂藤 光祐 】「魚が旨い」と書いて鮨
みなさん、こんにちは。子供の時は肉派、今は肉&魚派の茂藤光祐です。
みなさんは旅行先では、どのようにお店を選んでいますか?
その旅の思い出の一つになる「その場所だから楽しめる食事」ですが、探しているだけでワクワクしますよね。
私が惹かれるのは「地元の人だからこそ知っているお店」です。
観光サイトを見ただけでは、なかなか辿り着けない。
でも地元の人に聞くと、「せっかく来たなら、ここに行ってほしい」と教えてもらえるようなお店。
旅行先ではありませんが、石川県にある鮨屋「河はし」も、私にとってはそんなお店の一つです。
河はしは、もともと石川県の能登地方にある七尾でお店を構えていました。
金沢の社長さんたちが、片道2時間弱かけてでも七尾まで食べに行く。そんな話を聞くほどのお店です。
その河はしが、能登の震災の影響もあり、現在は金沢市に移転しています。
私は今回で5回目。
それでも、毎回感動します。
「魚が旨い」と書いて「鮨」。
まさに、その言葉の通りです。
いや、「旨い」だけでは少し足りないかもしれません。
「感動する」。
こちらの方が近い気がします。
しかも、最初に行ったときだけではありません。
行くたびに感動して、また次に行くと、その感動を超えてくる。
そして、河はしは鮨だけではありません。
鮨や一品料理に合わせて出てくる日本酒も楽しみの一つです。
フレンチで料理に合わせてワインをペアリングするように、その一品に合う日本酒を提案してくれます。
あまり出回っていないものや、有名ではなくても「これは旨い」と思えるもの。
料理とお酒を一緒に味わうことで、食事がさらに楽しくなります。
そしてもう一つ。
店主の河橋さんのお話が、とにかく面白い。
魚のこと、お酒のこと。話を聞いていると、一つひとつへのこだわりが伝わってきます。
それ以上に感じるのが、「目の前のお客さんに楽しんでもらいたい」という気持ちです。
会話のテンポも心地いい。料理が出てくるテンポも心地いい。
美味しいものを食べるだけではなく、その場で過ごす時間そのものを楽しませてくれます。
ただの食事ではなく、「エンターテインメント」な時間を過ごしたと感じました。
今回、特に感動したのが「とろ松」です。
かまトロの炙りと、松茸の炙りを合わせて握ったものです。
脂の乗ったかまトロに、炙った松茸の香り。
この時期、この日だからこそ食べることができた一貫でした。
「美味しい」だけではなく、「ああ、この時期に来てよかった」と思わせてくれます。
旬のものを、その一番美味しい瞬間にいただく。
これもまた、日本の食事の楽しみですね。
これから11月、12月となり魚がますます美味しくなる季節です。
県外の方も、今年の冬は北陸へ美味しいものを食べに来てはいかがでしょうか。
観光地を巡る旅もいいですが、「あの一食を食べるために、またこの土地に来たい」
そう思えるお店に出会う旅も、きっと特別です。
河はしで過ごした時間は、今回もそんな特別な時間になりました。

