【メンバーブログvol.106:伊藤 由加】 If then ルール
前職に、いつもトップの営業成績を上げている人がいました。彼はだれとでもフラットに接しているし、フレンドリー。でも言いにくいことがあってもちゃんと伝えられる人。明るくて、一緒にいると本当に楽しく、なぜか誰からも嫌われない。なんとも生き方のうまい、柔軟な方でした。
その方が言っていたのが、すごくいいなと思ったことがあります。
「俺はおばあちゃんが電車に乗ってきたら、席を立つと決めている」
事象Aがおきたら、そこに自分の判断・感情を挟む余地なく行動Bに移す。
だって予め決めているから。
素晴らしいと思いました。
普通であれば、
「おばあちゃんが来た、どうしよう…?」
と譲るべきか、断られるのが怖いからアクションしないか…なんて迷っているうちに誰かがサッと変わっていて、後悔する。
そんなこと、向上心を持って日々過ごしている皆さんなら、迷っているうちに行動の機会を逃し、後悔した経験が一度はあるのではないでしょうか。
彼は、席を譲ること以外でも、さまざまな事に当てはめているそうです。
道理で営業成績も群を抜いて良いわけです。
私も彼を見習い、それを取り入れる様にして、かれこれ7年ぐらい経ちます。
私が決めたのは、
・尊敬しているが、怖い苦手な上司には初めから真正面から向き合い、積極的に対峙、理解に努める。
・今、善行する(険しい道)か、今、スルーする(楽な道)か、で迷ったら、「善行」の方を選択すること。
だいぶ後に、メンタリストDaiGoさんが動画でそれを「If then ルール」と言っており、そのものに名前があることを知りました。
そして、最近私のIf then ルールに加わったことがあります。
「褒められたり、尊敬されたり、賞賛されたら、された分だけ、頭を垂れる」
何かを成し遂げたり、成功したり、褒められ、天にも昇る心地になったら、こういう時こそ危ないと思うこと。いただいた評価の分以上に「責任」がプラスされたということ。これは自分に対して「戒めよ」というタイミングがきたんだ、そう思うようにすることとしました。
これを続ければ、そういう習慣が私の性格になって、人徳のある人に近づけるような気がするからです。
全然、可愛げないルールかもしれないけれど。
でも、感情に任せると忘れてしまうから、先に決めておく。
これもまた、7年前に教わったIf thenルールの使い方だなと思う。

