【メンバーブログvol.89:茂藤圭祐】 映画が映した時代の変化
こんにちは、圭祐です。
GWに『プラダを着た悪魔2』を嫁と観てきました。
前作のような、華やかなファッション業界や編集長のミランダに振り回される痛快さを期待していたのですが、
今作はそれだけではなく、もっと現代的でリアルな空気感を色濃く映した作品になっていました。
舞台となる雑誌業界は、電子化や広告収益の低下によって大きな転換期を迎えており、劇中でも予算は大幅に削減。
かつて当たり前だった専用車はなくなり、コレクションへの移動も全員エコノミークラス。
さらに、以前なら強烈な存在感で周囲を支配していたミランダも、ハラスメントを強く意識しながら言葉を選び、
自分のコートをアシスタントの机に放り投げていた姿はもうありませんでした。
もちろん、コレクションやパーティーシーンなど、『プラダを着た悪魔』らしいファッショナブルで高揚感のある場面は健在です。
一方で今作は、単なる“憧れの世界”を描くだけではなく、紙媒体の衰退やデジタル化、コンプライアンス意識の変化など、
現代社会そのものを映し出す作品でもありました。
だからこそ、スクリーンの中のキャラクターたちを“別世界の人”として見るのではなく、「自分たちと同じ時代を生きている人」として
共感できたのが、とても印象的でした。
20年近い時を経て作られた続編でしたが、単なる懐かしさに頼るのではなく、“今”を切り取った作品として成立していたのが、
この魅力的な部分でした。不動産業界もまた、同じように時代の変化の真ん中にいると感じます。
日々、今取り組んでいる仕事もどんどん変化していきます。
だからこそ、変化を恐れず時代に合わせてアップデートしていくこと。
それが、これからの仕事において大切なのだと、この映画を観ながら改めて感じました。
茂藤 圭祐

