【メンバーブログvol.101:齋藤剛弘】4年に一度の、それぞれのドラマ「W杯」
SG Holdings静岡支社の支社長の齋藤です。
サッカーには、縁が薄かった私が
FIFAワールドカップ2026が、現地時間6月11日に開幕しました。
正直に申し上げますと、私は子どもの頃、野球と格闘技に夢中になっていた人間です。
サッカーに本気で触れる機会は、これまでの人生でそれほど多くありませんでした。
それでも、4年に一度の祭典となれば話は別です。
「今しかない」——そんな空気に背中を押されて、テレビの前に座る自分がいます。
一つの大会に、いくつものドラマ
ここ数日、各国の代表メンバーをめぐるニュースを追いかけていて、つくづく感じます。
ワールドカップは、試合が始まる前から、すでにドラマだ。
たとえば、ある選手は怪我で出場を断念せざるをえなかった。
たとえば、ある選手は直前まで間に合うかわからず、ぎりぎりで成長してメンバー入りを
果たした。
そしてある選手は、海外のレベルの高い環境に身を置き続けてきた4年間が、ようやく実を
結ぶ瞬間を迎えています。
日本代表でも、キャプテンの遠藤航選手がけがのため欠場し、代わって町野修斗選手が追加
召集され、新たなキャプテンは板倉滉選手が務める——大会の直前にこれだけ大きな変動が
あり、それでも代表は前に進む。
ピッチに立っている選手の背後にも、立てなかった選手の物語があり、その両方が4年に一
度の舞台を支えているのだと思います。
娘は、世界地図と向き合っています
そんなW杯を、わが家ではちょっと変わった形で楽しんでいます。
娘が、テレビに映る出場国の名前を見ながら、世界地図と照らし合わせて、国名と場所を覚えているのです。
「お父さん、オランダってヨーロッバなんだね」
「静岡はどこ?」まだまだ、国名と都道府県の違いは分かってませんが…
サッカーのルールも、まだ何も分かっていません。
それでも娘にとっては、W杯が世界という大きなフィールドへの入り口になっているらしい。
これは、私にとってちょっとした発見でした。
何事にも、意味と、きっかけがある
サッカーに縁が薄かった私が、こうしてテレビの前に座ること。
娘が世界地図を広げて、国の名前を覚え始めること。
怪我から復帰した選手が、ピッチに立つために積み重ねてきた日々。
どれもこれも、それ自体がドラマであり、何かのきっかけです。
「たかがサッカーの大会」と言ってしまえば、それまでです。
でも一つの大会から、誰かが世界に目を向け始め、誰かが何かを学び、誰かが次の4年への
決意を新たにする——そういう連鎖が生まれるなら、これほど豊かな出来事もありません。
これは、経営者の皆さまとお話しているときにも、しばしば感じることです。
お客さまとの何気ない一言から、社員のふとした表情から、ご家族との会話から——何かが動き出すきっかけは、本当に、思いがけないところに潜んでいます。
私たちは、案外、きっかけに気づけているかどうかで、人生も経営も大きく変わってしまうのかもしれません。
朝、娘と世界地図を広げて、出場国の場所を一緒に探す——そんな新しい日課が、わが家にひとつ加わりました。
齋藤 剛弘

