【メンバーブログvol.60:茂藤光祐】4月になると思い出す「初心」の話
皆さんこんにちは。社会人10年目になりました茂藤光祐です。
4月になると、毎年思い出すことがあります。
初めて会社員として働いた頃のこと。
私が最初に入社したのは、東京にある化粧品メーカー。
実家のエステサロンを継ぐための、いわば“修行”のようなスタートでした。
その会社は新卒採用がなく、私が初めて。
つまり、「新卒の扱い方が誰も分からない状態」でした。
同期はいない。
年齢の近い先輩でも7歳上。
東京にも友達はほとんどいない。
今思えば、なかなかハードモードな社会人スタートです。
SNSを見れば、
「今日は同期と飲み!」
「配属研修楽しい!」
…そんな投稿ばかり。
一方の私は、“同期ゼロ・飲み会ほぼ上司と先輩!”という状態
でも、そんな環境だったからこそ、目の前の仕事だけに向き合えた1年目だったと思います。
学生のときから父の「バカは人の3倍仕事をしろ」という言葉を胸に、仕事にのめりこんでいきました。
分からないことだらけで、聞くしかない。
教えてもらうしかない。
吸収するしかない。
気づけば、営業も、新しい世界も、純粋に「楽しい」と思えていました。
そして、もう一つ。
毎年この時期になると思い出すのが、当時の上司の言葉です。
入社したとき「社会人1年目の教科書」という本を支給してもらいました。
その上司は「毎年この時期にこの本を読み返しているんだよ。」と言っていたのを覚えています。
当時は「へぇ、そういうものなんだ」くらいにしか思っていませんでした。
でも今ならその重要性がわかります。
大事なのは、 「自分はもう分かっている」という錯覚に飲まれないこと。
経験は武器になります。 でも同時に、経験は人の話を素直に聞けなくすることもある。長くやっていると、無意識に「それは知ってる」「それは違う」と、相手の言葉を受け取る前に判断してしまう。
初心を忘れないというのは、 ただ低姿勢でいることではなく、 “分かったつもりの自分”を疑い続けることなのかもしれない。
今年も4月が来ました。
少しだけ立ち止まって、初心に戻る。
・ちゃんと素直に話を聞けているか?
・相手を尊重できているか?
・学ぶ姿勢を持ち続けているか?
それを自分に問いながら、また一年積み上げていきたい。
茂藤 光祐

