【メンバーブログvol.63:齋藤剛弘】皆様、初めまして!静岡営業所所長の齋藤剛弘(たかひろ)です!!
2026年4月より静岡営業所の所長として、静岡県内の中小企業の皆様の事業承継・M&Aをご支援させていただいております、齋藤剛弘(たかひろ)と申します。
初回となる本記事では、私自身のこれまでの歩みと、なぜ今コンセプトにも掲げている「まちのM&A屋さん」として経営者の皆様に向き合っているのか、その想いをお伝えさせていただきます。
■静岡で生まれ、静岡で歩んできた道のり
私は1984年8月、静岡県沼津市に生まれました。現在は富士市に拠点を構え、家族とともにこの地で暮らしております。
早稲田大学を卒業後、新卒で静岡銀行に入行し、12年間にわたり地域金融の最前線で経営者の皆さまと向き合ってまいりました。融資、事業計画、資金繰り…
銀行員として数多くの中小企業の現場に足を運ぶなかで、会社の数字の裏側にある「経営者の人生そのもの」に触れる機会を重ねてきたことは、今の私の原点となっています。
その後、外資系生命保険会社へと転じ、経営者個人や法人のリスクマネジメント、事業保障、相続・承継対策に携わりました。銀行とは異なる角度から、経営者の「万が一」と「未来」に備える仕事です。
さらに総合代理店へと活動の場を移し、保険商品の枠を超えて、より幅広い観点から経営者のお悩みに寄り添うスタイルへと自身を磨いてまいりました。
その傍ら、新卒で入行した静岡銀行と拠点を構えている富士市の若手経営者・後継者の方々向けに経営に関する勉強会を開催しています。
そして2026年4月、事業承継・M&A支援という新たなステージに立っております。
■なぜ、M&Aなのか
銀行、生命保険、代理店。金融とコンサルティングの現場を約20年近く歩いてきたなかで、近年ますます強く実感していることがあります。
それは、「会社を続けたくても、続けるための課題を数多く抱えている経営者が、想像以上に多い」という現実です。
後継者がいない。息子・娘には別の道を歩ませたい。社員の雇用は守りたい。取引先にも迷惑をかけたくない。そしてなにより、自分が人生を賭けて育ててきた会社を、中途半端な形で終わらせたくない……。
多くの経営者の方が、口には出さずとも、こうした想いを抱えていらっしゃいます。
■M&Aは、会社を売る手段ではなく、会社を「つなぐ」ための選択肢。
経営者ご自身の人生、従業員とそのご家族の生活、取引先との関係、そして地域経済そのもの——これらを守り、次の世代へと引き継いでいく。そのお手伝いができる仕事だと確信したからこそ、私はこの道を選びました。
■「まちの」M&A屋さんである理由
M&Aと聞くと、「大企業の話」「自分の会社には関係ない」と感じられる経営者の方も少なくないかもしれません。
しかし、私たちが向き合っているのは、まさに地域に根ざした、顔の見える中小企業です。静岡で生まれ育ち、静岡の経営者の皆さまと歩んできた私だからこそ、「まちのお医者さん」のように、気軽に相談いただける存在でありたいと考えております。
選択肢を整理し、ご自身とご家族、そして会社にとって最善の道を一緒に考えていく
それが私の役割です。
そんな私が 掲げている言葉があります!
「眠れる価値を育て、人と企業・今と未来を本気で繋ぐ」
約20年近く、地元静岡の経営者の皆さまとお話をさせていただくなかで、何度も何度も目にしてきた光景があります。
素晴らしい技術、熟練の職人、地域に愛されるブランド、独自の顧客基盤——それらが、後継者の不在というただ一点のために、静かに眠りについてしまう、という現実です。
会社は「起こす」と書いて起業、「承ける」と書いて承継。 そして私の仕事は、眠ってしまいそうな価値を、もう一度起こすことだと考えています。
会社のことを「モノ」ではなく、「人生を共にしてきた存在」として語られます。そこには、売却や譲渡という言葉ではとてもすくいきれない、長い時間と深い思いが流れています。
だから私は、「売買」ではなく「繋ぐ」という言葉を選びました。価値には、育てる時間が必要です。人と企業には、出会わせる技術が必要です。今と未来には、橋をかける覚悟が必要です。——この三つを、本気で取り組んでいきます。
齋藤 剛弘

