【メンバーブログvol.91:常本綾乃】 「粗密」
こんにちは。SGホールディングスの常本です。
本日のテーマは「粗密」です。
最近、弊社で運営している寿司屋「河はし」で、お花を生けています。
今回は、つつじ、青い紅葉、そして少しピンクがかった赤の芍薬で設えてみました。夏前のこの時期は、緑が本当に美しく映えます。見ているだけで、すがすがしい気持ちになりますね。
生けた花を見て、大将の憲さんが
「ワイルドさと繊細さがあるね」
と言ってくださいました。
さすが、料理という一つの道を究めている方の言葉だな、と感じました。
昔、お花の師匠から、「粗密が肝要なんですよ」と教わったことがあります。
「粗」は、粗野の粗。
大胆さ、余白、躍動感。
今回で言えば、憲さんの言う“ワイルドさ”でしょうか。
一方で「密」は、繊細さ。
細かな角度、葉の向き、全体の重心。どこまで細部に気を配れるか。
粗いだけでは美しくならない。
繊細なだけでは、どこか小さくまとまりすぎてしまう。
大胆さと、細やかさ。
その両方があることで、はじめて人の心に残るものになるのだと思います。
仕事でも同じですね。
仕事における「粗」は、
意思決定の連続、挑戦、自由な発想、大きく枠を組むこと。
一方で「密」は、
細かな数字の確認、相手への配慮、発想を現実に落とし込むこと、そして細やかな段取りやスケジューリング。
大胆なだけでは前に進まないし、細かいだけでも大きな景色は変わらない。
だからこそ、粗さと密さ、その両方を行き来できることが大切なのだろうなと思います。
お花を生けながら、そんなことを考えた今日この頃でした。
常本 綾乃

